« 古鷹山登れ | トップページ | 「海軍戦略家キングと太平洋戦争」 »

2015年7月 1日 (水)

2015年6月の打ち上げ

今月は5件、うち失敗1件。
先月の3件よりは多いが平均的な月に比べるとまだ少ない。ロシア2、中国1、ヨーロッパ1、アメリカ1。

5日 15.23.54GMT プレセツク/ソユーズ (Cosmos 2505)
23日 01.51.58GMT クールー/ヴェガ (Sentinel-2A)
23日 16.44GMT プレセツク/ソユーズ (Cosmos 2506)
26日 06.22.04GMT 太原/長征4B (高分8)
28日 14.21.11GMT ケープカナベラル/ファルコン9 (CRS-7) - 失敗

Orbital Launch Chronology

何と言っても話題はファルコン9の失敗。
昨年のアルテミスの失敗で失われた千葉工大の流星観測カメラが再度の打ち上げを目指して搭載されていたが、またもや失われてしまった。同情に堪えない。
しかしマスコミは「NASAのロケットがまたも失敗」と十把ひとからげにしているが、アルテミスはオービタルサイエンス社の、ファルコン9はスペースX社のロケットでそもそも作っている会社が違う。

今回の失敗もアルテミスのケースとはだいぶ違う。
映像を見ると、エンジンには何の問題も見られず、2分過ぎまで順調に動作しているが、突然ロケットの先端付近で破壊が始まって、そのまま機体全体が分解した。あまりに突然で思わず巻き戻して見直したくらいだ。分解の瞬間までエンジンは正常に動作していたように思われる(打ち上げ直後に比べて噴炎が広がっているように見えるが、気圧の低下によるもので問題ではなかろう)。
破壊が始まった瞬間、機体の先頭付近で霧が広がったように見えた。突然空気抵抗が大きくなったんだろう。

いまのところ原因は不明だ。上段のタンクが過熱して破裂したとか、フェアリングが破損したとか、ペイロードの固定が断裂したとか、共振が起きて構造材が破断したとか、妄想はいくらでもできるけどね。

|

« 古鷹山登れ | トップページ | 「海軍戦略家キングと太平洋戦争」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/196234/61823475

この記事へのトラックバック一覧です: 2015年6月の打ち上げ:

« 古鷹山登れ | トップページ | 「海軍戦略家キングと太平洋戦争」 »