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2015年12月 2日 (水)

2015年11月の打ち上げ

先月は8件。中国4、ロシア1、ヨーロッパ1、日本1、アメリカ1(失敗)。

3日 16.25.04GMT  西昌      長征3B (Chinasat 2C)
4日 03.45GMT     カウアイ  SPARK (HiakaSat 他) - 失敗
8日 07.06.04GMT  太原      長征4B (遙感 Yaogan YG-28)
10日 21.34.07GMT クールー  アリアン 5 (GSAT-15, Arabsat 6B)
17日 06.33.41GMT プレセツク ソユーズ (Kosmos 2510 EKS Tundra)
20日 16.07.04GMT 西昌      長征3B (LaoSat-1)
24日 06.50GMT    種子島    H-2A   (Telstar 12V)
26日 21.24.04GMT 太原      長征4C (遙感 Yaogan YG-29)

一時ペースが落ちていたかのように見えていた中国が4件の固め打ち。一方のアメリカは新型の小型ロケットをハワイ諸島カウアイ島から打ち上げたが失敗した。まあ初モノだしそういうこともある。

Orbital Launch Chronology

H-IIA は日本悲願の商業衛星打ち上げ。
本体だけで静止トランスファー軌道にまで投入できるということが売りだ、とテレビが解説していたが、ソユーズやプロトンでは汎用のアッパーステージにやらせる仕事を LE-5B エンジンを三度点火するというトリッキーな仕掛けで実現してしまうところが日本らしい。褒めてないよ。

ところで、どこの局だか忘れてしまったがニュースで「年に20回くらいの衛星打ち上げ」と言っていたけどそんなに少ないはずがないのはここを見ていればわかるはず。1950年代の黎明期を除けば年間の打ち上げが50回を切ったことはない。今年はすでに70回を越えている。「20回」というのはおそらく商業衛星にかぎった数だと思うのだがそれならそうと説明しないと誤解を招くぞ。
よく知らない記者が何かで「20回」という数字を見て「そんなもんだよね」とよく調べもしないで記事にしたのかな。一般的にはこれくらいの感覚らしいのだが、実際にはその何倍にもなる。

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