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2019年3月22日 (金)

何とかと煙は高いところに登る

さて今回の目的は小海線。
小海線も飯田線と同じ(約)40年前に乗車して以来、長い間乗車していなかった。
とは言え、このあたり(長野県佐久地方)にはもう数え切れないくらい来ている。大学の寮があったのと、毎年GWに通っていた馴染みのキャンプ場があったので、少なくとも20回以上は来ているのではなかろうか。しかしその全てでアシは車だった。
実は、飯田線のあとにどこかで一泊して小海線に乗ってくるというプランもなくはなかった。ちょうどいい宿も予約できなくはなかったのだ。しかししがないサラリーマンとしては、日曜日は完全休養にしておきたかったので一泊するのはやめてそのまま帰宅した。もう若くないしね。
小海線に乗るためには、北側の小諸から乗るか、南側の小淵沢から乗るかという選択肢があり、(約)40年前には小淵沢から乗ったのだが、今回は小諸から乗ることにする。その理由はまたあとで。高崎線から信越本線に乗り換えて横川に着き、ここから碓氷峠をバスで行く。JRバスだが青春18きっぷはもちろん、Suica も使えないとは。むしろ地方こそ交通系カードを使えるようにしてほしいものだ。バスはほぼ満員。国道18号を右に左に揺られながら行く。定時よりかなり早く、30分で軽井沢駅に到着。
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軽井沢からはしなの鉄道に乗り継いで小諸に向かい、さらに小海線に乗り換える。小海線の列車はJR東日本の非電化区間ではすっかりお馴染みのキハ100系気動車。
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新幹線と接続する佐久平駅で乗客の多くが入れ替わり、さらに中込でひとかたまりの乗客が下車し、車内はだいぶ静かになってきた。朝が早かったのと、それからこのあたりは車で何度も来ているし、おまけに前面展望ビデオまで見たことがあるのでだいぶ眠くなってきた。左側には千曲川の上流部。雪解け水でかなり水量が多い。信濃川上駅が近づいてくると目に見えて勾配がきつくなってくる。GPSを立ち上げてみると標高が見る見るうちに高くなってくる。
JR最高の駅、野辺山で一旦下車。このまま乗っていてもよかったのだが、この後の予定には少し余裕があったので時間調整をすることにした。もっと正確に言うならば、朝もっとゆっくり出てどこにも寄らずに乗り通すというプランもあり、もし朝起きられなかったらそうするつもりだった。しかし遠足のときには早く目が覚めてしまうのは馬齢を重ねても変わらない。というわけで1時間半ほど時間があるので、この近くにある鉄の聖地を訪ねてみた。
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このJR最高地点を訪ねたのは初めてではないが、さすがに野辺山駅から徒歩で訪ねたのは初めてだ。歩く途中で列車がやってきたので撮影。
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上の写真の右手にかすかに見えるのが八ヶ岳。
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野辺山駅に戻って再び小海線に乗り小淵沢を目指す。先ほど歩いて訪れたJR最高地点を車内から再び見ると下りにかかる。清里、甲斐大泉、甲斐小泉を経て、撮影名所の築堤カーブを過ぎると中央本線に合流して小淵沢。
小淵沢からは快速電車に乗って新宿に向かう。「ホリデー快速ビューやまなし」という長い名前の臨時列車だ。当初、小海線には小淵沢側から入ることを考えていた。そのために中央本線下りの時刻表を眺めていたところ、この列車を見つけたのだ。この列車が215系電車を使用していることは以前から知っていた。編成全車輌が二階建てという普通列車としては他に例がない車両なのだが、ドアが少ないため通勤用としては使いづらく、平日は着席券が必要な湘南ライナーに使われ、休日は中央線のレジャー快速に使用されている希少種だ。しかし下り列車が小淵沢に到着するその2分前に小海線の列車が出るという接続の悪さから、下り列車の利用は断念した。しかし下りがあるということは上りもあるはずだ。上り列車の時刻を調べてみると、こちらの接続は悪くない。そこで帰りをこの「ホリデー快速ビューやまなし」にして、小海線は小諸から小淵沢の方向で乗り通すことにしたのだ。
写真は新宿駅の特急ホームに到着したときのもの。
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春分の日の旅程:
上野(0724)→高崎(0917) 1826E
高崎(0923)→横川(0957) 129M
横川(1010)→軽井沢(1040) JR関東バス
軽井沢(1111)→小諸(1135) 761M
小諸(1202)→野辺山(1347) 230D
野辺山(1533)→小淵沢(1604) 232D
小淵沢(1616)→新宿(1855) 9592M

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