2011年7月22日 (金)

周回遅れ

3月から4月にかけて、三十一が保有している複数の PC のうち、もっともパフォーマンスを要求されるビデオエンコードを主目的としている PC のマザーボードと CPU を入れ換えた。
その後、KVMセレクタを買い換え、電源ユニットをモジュラープラグのものに置き換えとチマチマ手を入れてきたのだが、週末にそのとどめとも言うべき作業を行なった。

なんと、OS を Windows XP から Windows Vista に入れ換えたのだ。

どう考えても周回遅れだよなあ。
もともと、Windows XP からアップグレードする予定はなかったのだが、最近 3TB の HDD が手の届く値段になってきたのでこの HDD を認識させるために OS の入れ換えを考慮するようになった。うまく動けばもうけものくらいのつもりで、もともとのシステムドライブは潰さずに、余っていた 500GB の HDD に Vista を導入してみたところ、いろんなツールやアプリケーションも含めて案外あっさり動いてしまったのでこのまま進めることにする。まだ 3TB の HDD は入手していないが、データ保存につかっている 2TB のドライブがそろそろ満杯になりそうなのでもう少し値段がこなれてきたら入れ換えよう。

さてなんで今さら Vista なんだと思うだろう。実は、Vista 云々というよりは、リアルメモリー 3GB の壁を越えるために OS を 64ビットにしたいという構想は以前からあって、そのために 64bit 版の Vista を入手してあったのだが、OS の入れ換えはハードルが高くてなかなか手をつけられなかった。これまでメモリーは 4GB 搭載、うち認識 3GB という状態だったのだがこれで 4GB をまるまる認識できるようになった。スペック上は 32GB まで積めるらしいが、いまのところそこまでは必要なさそうだ。でも近い将来にもうちょっと足してみたものだ。ページングが減ってくれると嬉しいなあ。

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2011年2月15日 (火)

りにゅーある

しばらくサボってしまって申し訳ない。

先月突発的に作ったサイトの改善に夢中になっていたのだが、だいぶそれらしくなってきたので公開に踏み切ることにした。構想の中にある完成形にはまだまだほど遠いのではあるが。昔作っていたページといい三十一はこの手の作業が好きなんだなあ。

URL (というか、ファイルの拡張子)が変わってしまっているので、万一ブックマークしているような物好きな方がおられたら登録し直してほしい。いちおうもとの URL にリダイレクトページを置いておいた。また、改善前のバージョンもいちおう残してある。

しかしせっかく作ったんだけど使ってる人いるのかな。まあ、自分が便利だからいいか。

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2011年1月15日 (土)

Webアプリケーションをつくってみた

前々から構想はあって、アタマの中でいろいろと考えていたものだが、今朝(といっても起きたのは10時過ぎだ)から実際にコーディングを始めて、途中でアキバに出撃したりしていたが先ほどどうやら完成したので公開してみよう。

Orbital Launch Chronology

内容的には以前からここでまとめている毎月の打ち上げとそれほど変わりないのだが、検索ができるというのがミソだ。要するに三十一が自分で欲しかっただけ、と言ってしまうと身も蓋もないが全くその通りである。

データはいまのところ最近3年分しかないけれど、おいおい増やしていくつもり。ただし、これから行われる打ち上げデータについてはリアルタイムでの更新はできないので多少のタイムラグは勘弁してほしい。三十一もこればっかりやっていられるわけではないのだよ。こればっかりやっていられる生活ならどんなに幸せだろう。

1月19日追記:

いつのまにかドメインが削除されていたので取り直しました。上記リンクの URL も修正してあります。

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2010年4月 9日 (金)

ハードディスクは消耗品

同じ話の蒸し返しになってしまうようだが、先々週の末に2TBのHDを買ってきて入れ換えた。物理的に入れ換えるだけならほんの数分で終わってしまう手慣れた作業なのだが、もちろんそれだけで済むはずがない。

それまで、問題のマシンにはシステムディスクを除くと1TBが2本、1.5TBが2本ついていた。このうち1本を2TBに入れ換え、最終的に1TBのHDが1本余剰になるのだが、単純に入れ換えるわけではなく1.5TBのHDを間にはさんで玉突きのようにデータを移していく必要がある。
結局、必要となる作業は
  - 2TBのフォーマット
  - 1.5TB分のデータを2TB HDにコピー
  - 1.5TBのフォーマット
  - 1TB分のデータを1.5TB HDにコピー

3.5TB分のフォーマットと、2.5TB分のデータコピーを、三十一が起きて家にいるあいだだけ(さすがに電源上げっぱなしで1日放置はイヤだ)使って処理していったら、結局完了したのは金曜日だった。まるまる一週間かかったことになる。

それに懲りず1日おいた先週の日曜日に2TBのHDをもう1本買ってきてしまった三十一もいい加減救われないなあ。

合計5TBだった容量が7TBになった。その代償として1TBのHDが2本余ってしまった。使い道がないわけではないけど、あまりない。放置しておくのももったいないけどどうしようかな。

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2009年9月27日 (日)

PHP研究中

どこかのシンクタンクみたいなタイトルですが、別に関係ありません。いやその、狙ってつけたんだけどさ。

いまさらと言われるかもしれないが、PHP をちょっとかじってみた。もともと、細かいツールをちまちまとプログラミングするのはそれほど嫌いなほうではなく、一昔前は DOS batch で、ちょっと前は java でツールを作って流したりしていた。とは言え、汎用性のカケラもない、とても他人様には見せられない代物だけどね。

で、去年から自鯖を立て始めたのにともない、Web アプリを作りたいという大それた希望を抱き始めた。もちろんちゃんとした勉強をする気はなく、とにかく動きゃいいというくらいに考えていたのだが、あまりにも考えなしだったのでどの言語、どの仕組みがいいのかというレベルから見当もつかない。しょうがないので、とりあえず名前くらいは聞いたことがあるという頼りない感覚をもとに本屋で入門書をあさってみた。その結果、いま手元にあるのは JSP と PHP と Ruby on Rails の入門書である。

三十一はもともと DB 屋であるので、DB と相性のいい方法がいいと思っていたのだが、その点についてはそれほど違いはないようで、どちらかというと三十一と言語の相性のほうが重要そうだ。ただ実際にコーディングを勉強し始めてみると、eclipse とか Rails といったフレームワークを前提に解説されている JSP と Ruby はちょっと敷居が高い。そんなに手の込んだアプリを構築しようというわけじゃないので、エディタでちょこちょこと書いてすぐ動かせるのがいい。そう考えるとどうも PHP のほうがお手軽なようだ。DB アクセスも PDO を使えば JDBC ライクでとっつきやすい。

とりあえず秀作として、DB から特定の条件でデータを検索して表示する Web アプリを作ってみる。ゴミアプリだけど、今後手を入れていく出発点としては適当だろう。

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2009年6月18日 (木)

バッチツールとしてのエクスプローラー

仕事だったり趣味だったり、Windows というよりは DOS 窓でバッチを流すことがときどきある。今ちょうど仕事で(鬱)バッチを流しているのだが、ディスク容量の関係で全部まとめてできないので分割しながら順番に流しているのである。
分割しながら流すとしても、ひとつひとつがそれなりに時間がかかる。ずっと見ているわけにはいかないので裏で流し続けていて表では別の作業をしているのだ。一方、終わったときにはすぐ後処理をして次のバッチの準備、実行にとりかかりたい。時間がかかるだけに無駄な時間は極力少なくしたい。そうしてたどりついたのが、バッチファイルの一番最後に魔法の呪文を追加するやり方。

> explorer c:\

やってみればわかるが、これでエクスプローラーの窓が立ち上がる。三十一は普段エクスプローラーを使わず、フリーソフトを使っているのだが、バッチ処理が終わると目の前にエクスプローラーの窓が出てくるので嫌でも気づく。

この「バッチ処理完了通知機能」にすっかり味をしめ、使い続けているうちに面白いことに気づいた。バッチから explorer を起動すると、その窓を終了するまでバッチのコマンド・プロンプトに制御が返らないのだ。てことは、適当なところに上の一行を入れておくと、窓が立ち上がってそのまま処理が一時停止する。その窓を終了すると、一時停止していたバッチが再開して処理が継続される。バッチの一時停止には pause を使うのが定番だけど、pause はキー入力待ちになっても通知の役をしてくれない。エクスプローラーを使えば一石二鳥だ。

エクスプローラーでなくても同じような目的に使えるコマンドは他にもありそうだけどね。
三十一はこれまでエクスプローラーをほとんど使っていなかったけれど、これからは重宝しそうだ。本来の目的とは違う目的で。

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2009年3月15日 (日)

三十一はふっかつのじゅもんをとなえた

システムダウンからいちおうの回復をみるまでに2週間かかった。

まだ一部うまく動作しない機能は残っているが主要な機能は復旧して供用を再開できるめどがついた。結局、これまでの環境の修復はあきらめてまったく新しくマシンを用意してそこに環境を構築した。

FAST F330

サイズ、基本スペック、そしてデザインの順番に優先順位をつけて絞り込んでいって選んだ機種。あ、それから価格もね。
アキバではだいたい2万円を切るくらいの価格で手に入る。2.5インチハードディスクはすでに手持ちがあるし、メモリーも余分がある(いま安いので買っちゃったけど)。スリムドライブは買ってこなくてはいけないけど、最悪でも 3.5インチ ATAPI ドライブをつなげばいいと思っていた。その場合、ケースがしまらなくなるけどどうせ導入時くらいしか使わないし。ま、これも結局は買っちゃったんだが。

直接の投資額は3万円弱。それも過去の設備投資(不良在庫ともいう)のおかげと言えるだろう。

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2008年9月 6日 (土)

ブラクラ踏んだかと思いましたよ

Firefox が自動更新されて再起動したあと、NFL の公式サイトの中の各チームのページに飛んだら、ブラウザがクラッシュするようになってしまいました。

困るんだよなあ、早く直してくれないと。

上に貼り付けたリンクは、トップページなので Firefox で開いてもクラッシュしません。でも、同様事例がたくさんあると対応が早くなるかもしれないので、是非みんな踏んでクラッシュレポートを送りつけてやってくださいな。

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2008年7月18日 (金)

ひょっとして依頼されてますか?

だいぶ以前にとりあげた Wikipedia の「短期現役士官」だが、気がついたら加筆依頼のスタブがつけられている。すでにこのスタブのコメント自体にもツッコミを入れたくなった。昭和13年7月に任官した最初の主計科二年現役士官の中に小数だが主計少尉候補生がまじっている。つまり専門学校出身者だよね。拡大もなにも最初から対象なのだが。

主計科だけが短現じゃないこととか、帝国大学に限らず旧制大学卒業者も対象とか、多少の改善はみられているようだ。だけどね、そもそも背景が違うのさ。

軍縮で採用を減らした結果、兵科・機関科将校の配員に支障をきたしたことは事実だ。だがそれと二年現役制度はやや性格が違う。軍縮期の採用調整のおかげで不足したのは、第二次大戦期の中堅将校だ。

採用調整とは関係なく、一般に軍隊では平時に比べて戦時に必要な員数が極端に大きくなる。特に大量に必要になると考えられていたのは大中尉クラスの下級士官である。戦時に合わせて平時からつねにそれだけの人数を抱え込んでいるのは非効率だ。しかし軍人、とくに士官の養成にはそれなりの時間がかかる。戦時になってから対策をうっても戦力として間に合わない。平時からあらかじめ準備しておく必要があるのだ。これらの要員は、あらかじめある程度の軍務の経験と知識をもっておきながら、平時には一般社会で働き、戦時必要な際に召集されて軍務に就くことになる。

日本海軍においても、そのための制度は以前からあった。主に商船学校出身の商船乗組員を戦時に召集して勤務させる海軍予備員がそれにあたる。商船学校ではそのための軍事学の授業があったし、海軍将校も配属されていた。この海軍予備員と、かつて現役として勤務しながら配員の都合で現役を退いた予備役軍人が、戦時召集のためのプールとなる。余談だが、Wikipedia の海軍予備員の項目はなかなかよくできている。短期現役士官の執筆者にはみならってほしいものだ。

ところが、この海軍予備員は兵科および機関科だけが対象で、主計科や軍医科などの将校相当官ではこの制度は適用されない。そのために考え出されたのが二年現役制度で、大正14年にまず軍医科ではじまった。つまり、新任された軍医科士官のうち、これまで通り軍内でキャリアを重ねて昇進していく永久服役士官のほかに、短期間現役として勤務して軍務を経験したのちに予備役に編入されて一般社会で生活し、戦時に召集されて軍務に就く二年現役士官を一部採用したのだ。現役期間はひととおりの軍務を習得するために必要な二年間とされた。例えば二年現役士官を毎年20名採用したとする(昭和4年の実績は22名)と、平時のある一時点では現役として勤務している二年現役士官は40名。毎年20名ずつが入れ替わっていくので、10年この制度を続ければ予備役にある士官は200名となる。平時定員に比べて最大5倍の戦時定員が確保できる計算だ。

昭和13年に主計科および技術科(当時は造船・造機・造兵科)に拡充され、昭和17年に新たに武官化された法務科でも当然のように採用された。

ここで指摘しておきたいのは、二年現役制度を発足させるに当たり法令上の改定は必要なかったということだ。実は法令上二年現役制度の根拠はない。完全に海軍部内の運用だけで対応できた。もともと将校相当官の任用資格として大学・専門学校出身者というのはあった。軍医についてはずっとそうであったし、主計科でも経理学校で生徒教育がはじまるまではずっと大学・専門学校出身者を採用していたのだ。また、現役士官の誰をどのタイミングで予備役に編入するかは、人事を握る海軍大臣の専管事項だ。

採用される側の二年現役士官にもメリットはある。海軍士官に採用された時点で、当人は海軍兵籍に編入され士官の分限を得る。さもなくば――その他の未徴収兵と同じく――兵籍上は(ほとんどが)陸軍二等兵となってしまう。万一の戦時に、陸軍に一兵卒として召集されるのと、海軍で士官として勤務するのと、どっちが嬉しいかというのは当人次第だが、まあ、ほとんど後者だろう。

Wikipedia の記事では相変わらず「任期3年」などという意味不明な記述を掲載し続けている。そのうち気がむいたら三十一版の記事をどこかで紹介するかもしれない。ま、あてにしないで。


追記:

ひとつ書き忘れた。「海軍武官任用令」に、大学出身者は中尉に、専門学校出身者は少尉に任用すると明記されている。この規定は当然、二年現役士官にも適用される。

今見たら、主計少尉の任用条件が変だなあ。多分入力間違いだろう。

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2008年6月19日 (木)

Wikiって、ほんとーにいいものですねえ(ただしMyWiki)

VM上にローカルWikiを作成してから早くも半年になろうとしている。データをサーバー上に移してからは一月くらいかな。その間に作成されたエントリを数えてみると(数えさせてみると)、なんと3000項目を越えていた。

Wikipedia にはもちろんかなうべくもないが、大半の項目は Wikipedia にはないと思います。ま、細々とエントリを分けてるせいもあるんだけど。

そろそろ真剣にバックアップを考えなくちゃ。

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